Episode 4 Script

皆さんこんにちは。ともみです。今日もこの Podcast を聞いてくださってありがとうございます。皆さん、元気ですか。今この私がエピソードを話している時間は夜の11時48分です。娘も寝て、外もちょっとね車が減って、静かな時間なので、この時間にエピソードを録音しています。

今日ご紹介したいのは、私が最近見つけて、ちょっと色々と考えるきっかけになった記事です。この記事はですね 、VR についての記事なんですね。 VR。 これも実はアルファベットなんですけど、日本語の発音では ”ブイアール” と言います。 Virtual Reality 。バーチャルリアリティですね。VR。はい。でこの VR についての記事なんですけど、これを紹介する前に、エピソードの中で使う単語を説明しようと思います。たぶん単語の意味がわかっている方が、皆さんもこのエピソードの内容が分かりやすいと思うので、先に単語を説明しますね。

まず一つ目の単語は”動画”という単語です。動画。これは写真に似ています。でも写真の中の人は動きませんね。動画の中の人は動きます。例えば 『YouTube で動画を見ます。』『 YouTube で動画を見ます。』私もまだ娘が小さいので、もちろん写真も撮るんですけど、動画を撮ることもありますね。3分とか5分とか。娘が公園で遊んでいる様子を動画に撮ることがあります。動画。そして次の単語は、”同世代”、”同世代”という単語です。世代というのは、これは英語で GENERATION。 この世代の前に”同”という漢字が付きます。これは”同じ”という漢字なんですね。なので”同じ世代”。same generationということになります。同世代。『同世代の友達と話すととても話が盛り上がります。』すごく楽しい。でも世代が違う人と話すと、ちょっと会話の内容が分からなかったり、面白いなって感じるポイントが違ったりしますね。なので『あの人とは世代が違う。』とか『この間パーティーに行ったんだけど、同世代の人があまりいなかった。』とか、そんな風に使います。そして最後に”亡くなる”という動詞を紹介します。”亡くなる”。多分ね、皆さんこの”なくなる”っていうのは、to lose、例えば「私の鍵が失くなりました。」I lost my keyとか多分そういう風に覚えてると思うんですけど、これは漢字が全然違うんですね。

”亡くなる”。意味は”死ぬ”、”死にます”と同じです。例えば、私の母のお母さんのお母さん。私の母のお母さんのお母さんは、100歳の時に死にました。私はもう会うことができません。100歳の時に死にました。でもこの”死にます”という動詞は、ちょっと表現が強すぎるんですね。直接的な表現すぎるので、人に話す時は”亡くなる”という動詞を使います。なので『私のお母さんのお母さんのお母さんは100歳の時に亡くなりました。』『私のひいおばあさんは、100歳の時に亡くなりました。』これが”亡くなる”という言葉の意味です。

それでは、今日のエピソードのトピックに入っていきましょう。今日ご紹介するのは、私がヤフーニュースで見つけた VR についての記事なんですけど、これがどんな VR かって言うと、”亡くなった人にもう一度会うことができる”という VR なんですね。亡くなった人にもう一度会うことができる。ちょっと詳しくお話しすると、えーとね。今年2020年の2月に、韓国のテレビ局で放映されたドキュメンタリーなんですね。このドキュメンタリーの名前は”ミーティングユー”。英語ですね。”Meeting you”。ミーティングユーという名前のドキュメンタリーだそうです。どんなストーリーかって言うと、あるお母さんのお話なんですけど、このお母さんは、実は2016年に娘さんが死んでしまったんですね。娘さんが7歳の時に死んでしまったそうです。 それで、このテレビ番組がその VR を使って、このお母さんと亡くなった娘さんを再会させるっていうストーリーなんだそうです。なので、”お母さんが7歳の時に亡くなってしまった娘さんと VR の中で会う”というストーリーなんですね。はい。これはドキュメンタリーなので、実話ですよね。実話。本当にあった話ですよね。娘さんが亡くなる前に録音した声ですね、声。と、そしてこの娘さんと同世代の子供たちの会話のデータを使って 、AI が VR の中の女の子の声を作ったそうです。はい。 AI が女の子の声を作りました。この声は女の子が亡くなる前の声と、そして同世代の子供たちの会話のデータを使って作ったそうです。

ちょっと興味深いですよね、とても。はい。で、実はね、これについてはやっぱり賛否両論あるんですよ。賛否両論。”賛否両論”という言葉もちょっと難しいんですけど、とてもよく使う言葉です。賛否両論という言葉の意味は、賛成と反対の両方の意見があるということです。賛成と反対の両方の意見がある。例えばね、皆さんが犬を飼っているとします。ペットの犬がいます。で、このペットの犬と散歩に行く時、犬は必ず体にこのロープみたいなものを付けますよね。そして、その犬のオーナーさんが”ハーネス”とか”リード”と言うと思うんですけど、これを持って散歩します。でこの”ハーネス”を子供につけている人がいますね。多分2歳とか3歳とか4歳とか、歩き・・歩けるようになって、ちょっと色んなところに歩き出して危ない。小さい子供にハーネスを付ける人がいます。でこのハーネスも、「あ、アイディアだね。」って「もっとみんな使った方がいいよね。」っていう風に賛成する人もいます。でも「え?子供にハーネスを付けるの?」「ペットみたいじゃん。」ってちょっと反対する人もいますよね。でこの意見が両方ある。これを『賛否両論ある』という風に言います。賛否両論。で、この VR を使って亡くなった人と会うっていうことについても、やっぱり賛否両論あるんですよね。皆さんはどう思いますか。亡くなった人にこのVRの中で会いたいなっていう風に感じるでしょうか。

実はヤフーニュースって、この一つの記事について、読んだ人がコメントを書いて残すことができるんですね。なのでこのコメントを読んでみました。そしたらやっぱり賛否両論あるんですね。じゃあ賛成の人はどういう意見を持っているかと言うと、例えば『突然亡くなった父がたまに夢に出てくるけど、いつも無言なので会話ができるなら嬉しいな。』はい、もう一度言います。『突然亡くなった父がたまに夢に出てくるけど、いつも無言なので会話ができるなら嬉しいな。』はい。このコメントを書いた方は、お父さんが亡くなったんですよね。そのお父さんが時々夢の中に出てくる。寝ている時に夢の中に出てくる。でも夢の中でお父さんは無言なんです。”無言”というのは”何も言わない””何も話さない”。無言なので、もし会話ができたら嬉しい、もし話せたら嬉しいなという意見ですね。

そしてもう一つは、『もう亡くなったアーティストのライブコンサートもいつもDVDで見られるから、それと同じだと思えば家族でもアリだと思う。』もう一度言います。『もう亡くなったアーティストのライブコンサートもいつもDVDで見られるし、それと同じだと思えば家族でもアリだと思う。』はい。”アリだと思う”と言っていますね。”アリだと思う。”この”アリだと思う2というのはちょっと日本語のスラングですね。「アリだね。」とか「ナシだね。」っていう風に言ったりするんですけど、”あり”というのは、『まあそれもあっても良いですね。』『全然変じゃない。』”それも理解できる。』。でも「ナシだね」ってと言うと、『それはやってはいけない』『”やらないほうがいい』。例えば、最近”ミントチョコレートパスタ”というものを見ました。ミントチョコレートパスタ。これを聞いて”あ、美味しそうだな”と思った人は、『あ、ミントチョコレートパスタ、うん、アリだね。ありあり!美味しそう。ありだね。』っていう風にいうんですね。でもミントチョコレートパスタと聞いて『え?ミントとチョコレートとパスタ。絶対に美味しくない!食べたくない!なしだよ。』という風に言います。”あり”というのは、『あってもいいよね、わかるわかる。いいと思う。』でも”なしだね”と言うと『それは絶対にしないほうがいい』ということです。なのでこの人の意見は、例えばマイケルジャクソンとか、もう亡くなった人のライブ DVD とか YouTube の動画とか、それも私たちはいつでも見られるから、それと同じだっていう風に考えれば、もしその亡くなった人と VR の中で会うことも同じなんじゃないかな。亡くなった人と VR の中で出会えるのはいいことなんじゃないかな。ありなんじゃないかな。という風に言っているんですね。

で、次にちょっと反対の意見も読んでみたいと思います。一つ目です『現実逃避もたまにはいいけど、依存しちゃうとその人の後の人生を壊しそうなな。』。もう一度言いますね。『現実逃避もたまにはいいけど、依存しちゃうとその人の後の人生を壊しそうだな。』。はい。この現実というのはrealityですね、reality。そこから逃げるということです。現実から逃げる、”現実逃避”。 ”これは夢じゃないかな”とか”イメージじゃないかな”。現実、リアルな世界がもし忙しかったり大変だったり、もし難しかったら、そこから逃げるっていうこともたまにはいいよね。会社に行かないで1日休んで、好きな映画を見て好きなもの食べて。そういうことをしてもいいと思う。でも依存しちゃうと。その人の後の人生を壊しそう。”依存”というのは、例えばアルコール依存。いつもいつもアルコールが飲みたいとか、例えばタバコに依存する。タバコが絶対に必要。もしタバコがなかったら仕事ができないとか。絶対に欲しい。もしなかったらちょっとパニックになっちゃう。それは”依存”ということですね。なので現実を見ると、もうその死んだ人には会えない。これが現実ですよね。でもそこから逃げて、現実とは違うところに行って、死んでしまってるけど、やっぱり会う。死んでしまってるけど会える。会う体験をする。そういう風に現実から逃げることもたまにはいいと思う。でもそれに依存する、それが必要、それがいつも必要という風になってしまったら、後の人生がちょっと大変になるんじゃないかなっていう意見ですね。そしてもう一つ。これは『自分が死んで、そして VR で誰かと話すのは嫌だな。』という意見がありました。自分が死んだ後に 、VR で誰かが自分の声とか自分の会話を作って、そしてその自分の家族とか友達と会話する。それは嫌だなっていうふうに感じているということですね。

これ皆さんはどうでしょうか。紹介した通り賛否両論あります。賛成の意見と反対の意見がありますね。皆さんはどう思いますか。ね。私は・・・これは反対かな。なんかやっぱり VR ということは、その誰か別の人がそれを作っているということだから、もし会話ができたとしてもその会話の内容は本物じゃないんですよね。でもね、その亡くなった人が今を笑顔で過ごしているという風に感じられると、多分自分もすごく嬉しいと思うので、それを見られることはいいのかもしれないですよね。ああ今笑顔でいられるんだなって感じられると、まあ自分の気持ちも楽になるのかなって感じもしますけどね。

はい。と言うことでちょっと複雑な内容でしたけど、皆さんがどう感じたのか、皆さんは賛成か反対か、そういうのも是非教えてもらえると嬉しいです。今日も最後まで聞いてくださって本当に本当にありがとうございました。また次のエピソードでお話ししましょう。またね !


Please Login to Comment.